Visual Studio Code(通称VSCode)はMicrosoftが開発したエディタで、多くのエンジニアが利用している定番エディタとなっています。

VSCodeはその高度な機能性と拡張性から、コードの編集やデバッグ、Gitの統合、コードの自動補完やリファクタリングなど、幅広いタスクを効率的にこなすことができます。

その便利さを最大限に活かすためには、ショートカットキーを使いこなすことがかなり重要です。 この記事では、VSCodeで覚えておくと便利なショートカット10選を紹介します。

ショートカットキー 機能
Ctrl + F, Ctrl + H コードの検索と置換。Ctrl + Fで現在のドキュメント内を検索、Ctrl + Hで検索したフレーズを別のフレーズに置換できます。
Ctrl + Shift + F, Ctrl + Shift + H 全体の検索と置換。Ctrl + Shift + Fで全てのファイルを対象に検索、Ctrl + Shift + Hで検索結果を一括で置換できます。
Ctrl + 1, Ctrl + 2 エディタ間の移動。Ctrl + 1で一つ目のエディタに、Ctrl + 2で二つ目のエディタに移動できます。
Ctrl + J Terminalを開く。Ctrl + Jで下部に組み込みのTerminalが表示され、エディタを離れずにコマンドを入力できます。組み込みのTerminalがアクティブな状態でCtrl + Jを押すと、直前のエディタに戻ることができます。
Ctrl + W ファイルの閉じる。Ctrl + Wで現在のエディタを閉じます。
Alt + ↑/↓ 行の移動。Alt + 上下矢印キーで、現在の行を上または下に移動させることができます。
Shift + Alt + ↑/↓ 行のコピー。Shift + Alt + 上下矢印キーで、現在の行をコピーして新しい行を作成します。
Ctrl + Shift + K 行の削除。Ctrl + Shift + Kで現在の行を削除します。複数行選択した状態でも有効で、Shift + 上下矢印キーで不要な複数行を選択すると、一部でも選択された行を一括で削除できます。
Ctrl + Shift + P コマンドパレットの表示。Ctrl + Shift + Pでコマンドパレットが表示され、VSCodeの機能やインストールした拡張機能の様々なコマンドを簡単に実行できます。
Ctrl + / コメントの切り替え。Ctrl + /で選択中の行をコメントアウトし、もう一度押せばコメントを解除できます。複数行に対しても有効で、特定のコードブロックを一時的に無効にしたい場合などに役立ちます。

以上が、VSCodeで覚えておくと便利なショートカットキー10選です。 これらのショートカットはすべてデフォルトの設定ですが、好みに応じて変更することも可能です。 VSCodeの強力なカスタマイズ機能を利用して、自分だけの効率的な開発環境を作り上げていきましょう。