JekyllとGitHub Pagesを使ったブログサイトの記事更新手順
記事更新を効率化する
このサイトでは、Jekyllというツールを使ってブログ記事を作成しています。 手順はとてもシンプルで、Markdown形式で記事を作成し、ローカル環境で確認したら、GitHubにアップロードするだけです。 GitHub Actionによって自動的にビルドが行われ、サイトが更新されます。
手順を覚えてしまえば、誰でも簡単にブログ記事をアップできるようになります。 詳しい手順は以下の通りです。
- Markdown形式で記事を執筆:
まずは新しい記事をMarkdown形式で書きます。
Jekyllの場合、通常_postsフォルダの中に
yyyy-mm-dd-title.md
という形式でファイルを作成します。 ここで、yyyy-mm-dd
は記事の公開日、title
は記事のタイトルを示しています。 この.mdファイルの先頭には、Jekyllが解析するためのYAML形式のFront Matterを記述します。
例えば、以下のような形です。
---
layout: post
title: "記事のタイトル"
subtitle: "記事のサブタイトル"
categories: カテゴリ
tags: [タグ1, タグ2]
---
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ローカル環境でJekyll Serverを起動: 次に、ローカル環境でJekyllのサーバーを立ち上げて、記事の表示を確認します。 コマンドラインでサイトのルートディレクトリに移動し、
bundle exec jekyll serve
コマンドを実行します。これにより、Jekyllのサーバーが起動し、ローカル環境のlocalhost:4000
でサイトを確認できるようになります。 -
ページ表示の確認: ブラウザで
localhost:4000
にアクセスし、新しい記事が正しく表示されていることを確認します。 レイアウトや文字の表示、リンクの動作などを一通り確認します。 -
コミットとプッシュ: 記事の確認が完了したら、変更をGitでコミットし、GitHubのリポジトリにプッシュします。 以下のコマンドを実行します。
git add .
git commit -m "新しい記事を追加"
git push origin master
- GitHub Actionで自動ビルド: GitHubにプッシュすると、特に設定不要でGitHub Actionによって自動的にビルドが始まります。 ビルドが完了すると、自動的にGitHub Pagesのサイトが更新されます。 このビルドの進行状況や結果は、GitHubのリポジトリ内の「Actions」タブで確認ができます。
以上が、JekyllとGitHub Pagesを用いたブログサイトの記事更新手順です。